概要

ドナルド・ノーマンは、デザインを深く理解し、人間の心に訴えかけるために、デザインを3つの異なる次元で考えることを提案している。これらは、人の感情や認知に異なる方法で影響を与え、製品やサービスに対する全体的な体験を形成する。


1. 本能的デザイン(Visceral Design)

  • 特徴:
    • 視覚的な魅力に焦点を当て、最初の印象や直感的な反応を形作る。
    • 色、形、質感など、感覚に訴える要素が中心。
  • 重要性:
    • 初見での魅力がユーザーの製品に対する好意や欲求を決定づける。

2. 行動的デザイン(Behavioral Design)

  • 特徴:
    • 実際の使用体験、つまり使い勝手や操作感に重点を置く。
    • 効率性、使いやすさ、理解しやすさが重視される。
  • 重要性:
    • 快適で効率的なユーザー体験が、満足度やロイヤリティの向上に寄与する。

3. 反省的デザイン(Reflective Design)

  • 特徴:
    • 自己イメージ、価値観、文化的背景といった、深層的な個人的な要素に焦点を当てる。
    • 製品がユーザーのアイデンティティやステータスとどのように関連しているか。
  • 重要性:
    • 製品がユーザーの内面に響くことで、強い感情的結びつきやブランドロイヤリティを生み出す。

参考

エモーショナル・デザイン P6