創作活動の本質

  • 創作の意義:創作活動は、個人が自分だけの世界を手に入れる行為として捉えられる。生活のあらゆる側面が他者によって形作られ、所有されている中で、創作物だけが唯一無二の自己所有物となる。絵画や落書きなど、自分で生み出したものは誰にも否定されることなく、完全に自分のものとなる。

  • 創作における所有の意義:創作することで、わずかながらも宇宙の一部を自己のものとして獲得する。この獲得感は創作の快感の源泉であり、自分自身が創造したキャラクターや世界観によって、一時的にその場の創造主となる経験を可能にする。

AI生成との比較

  • AI生成における創作感:AIによる創作は、手描きによる創作とは異なり、「これは私だけのものだ」という独占的な感覚を提供しない。AIを利用して生み出された作品においては、創作者自身の貢献度が限定的であり、完全なコントロールが欠如しているため、作品に対する所有感や創作の喜びが薄れがちである。

  • 手描きによる創作の特性:手描きのイラストは、創作者自身の技術、感性、選択によって全てが形作られる。その結果、技術的な不出来は自己の責任となり、上手に描けた場合の達成感もひとしおである。このように、手描きによる創作は創作者自身の完全な表現として存在し、作品を通じて自我の確立を図ることができる。

結論

創作活動、特に手描きによるものは、「世界を手に入れる」ことの象徴であり、創作者にとっての自己表現と所有の最も純粋な形態である。AIによる創作も新たな表現の可能性を広げるが、手描きによる創作の提供する独自性や所有感を完全に置き換えることはできない。

参照元

AI生成で30万枚作ってわかったこと|jun555