[【番外編#103】みんながみんな主人公!いいかねPaletteを引き継ぎし男の野望 ゲスト:青柳考哉(株式会社BOOK)② - 歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO) | Podcast on Spotify](https://open.spotify.com/episode/5cWXbbNOkWXmwAejbdMpri?si=iHzAaxeTRjunbUjOkoMgfQ&context=spotify%3Ashow%3A3qiAapMhh8UgWVfDWTSq2f&t=1218) ### 1. 言語知と身体知の定義 - **言語知**:言語を通じて得られる知識や情報のこと。論理的、抽象的な思考が可能で、書き言葉や話し言葉で表現される。 - **身体知**:身体的な経験や習慣を通じて習得される知識のこと。具体的な行動や技能に関連し、言葉にしにくい非言語性の要素を含む。 ### 2. 近代社会における言語知の優位性 - 近代社会では、言語を通じて情報が伝達・共有されることが重視される。これにより、スケーラビリティや普遍性が求められ、言語知が高く評価される傾向にある。 ### 3. 身体知の軽視とその影響 - 身体知は、その非言語性や個別性から、経済活動や仕事の場において十分に評価されにくい。特に、職人技やスポーツなど特定の技能が求められる領域ではその価値が認識されるものの、一般的な職業や日常生活においては見過ごされがちである。 ### 4. 身体知の重要性の再認識 - 身体知には、直感や感覚、状況に応じた迅速な判断といった、言語知ではカバーできない重要な要素が含まれている。このため、人間の幅広い能力を発揮するためには、身体知を重視し再評価する必要がある。 この観点から、近代社会が言語知に偏重している状況を見直し、身体知の価値を高める取り組みが求められています。それにより、より豊かで多様な知識や技能が評価される社会が実現されるかもしれません。