複雑なタスクの分割方法

1. タスクの目的の明確化

複雑なタスクの分割において最初に行うべきは、タスクの最終的な目的や期待される結果を明確にすることである。これにより、タスクを分割する際の基準と方向性が定まる。

2. タスクのステップ分割

次に、複雑なタスクを小さなステップに分割する。これには、各ステップが明確で達成可能な目標を持つように設定する必要がある。ステップのサイズは管理しやすい程度に小さくする。

3. ステップのプロンプト表現

分割したステップを、言語モデル(Large Language Model: LLM)が理解しやすい形でシンプルなプロンプトとして表現する。このプロンプトは具体的でわかりやすくなければならない。

4. ステップの順序付け

各ステップを論理的かつ自然な流れで配置する。この配置により、各ステップが前のステップの成果を効果的に活用できるようになる。

5. 対話形式でのステップ実行

LLMを用いて、対話形式でステップを一つずつ実行していく。この過程で各ステップの出力を確認し、必要に応じて修正や調整を行う。

6. 結果の統合

全てのステップが完了したら、それらの出力を統合して最終的な結果を形成する。さらなる調整や修正が必要な場合には、その都度行う。

具体例: 研究論文の執筆

例として「5000語の研究論文を書く」タスクを考えると、以下のステップに分割できる。

  1. 論文のトピックを決める
  2. 論文の構成を概説する
  3. 各セクションのアウトラインを作成する
  4. 各セクションの草稿を書く
  5. 全体を見直し、編集する
  6. 最終版を確認し、完成させる

このようなステップを設定し、それぞれを順番に実行することで、複雑なタスクでも効率的に処理を進めることが可能となる。