2026-04-29
AI壁打ちで仕事を進めるようになって、「N時間欲しい」モデルが現実に合わなくなってきた。生産部分はAIが瞬間で出すので、人間の集中時間を食うのは判断や違和感の言語化のような創造部分だけだ。実験中の見立てとして、作業時間を「節目の数」で数える方法を試している。
二層モデル
作業を二層に分けて見る。
| 層 | 内容 | 時間特性 | カレンダー配置 |
|---|---|---|---|
| 創造(節目) | 方向性確定・違和感言語化・章立て決定・最終判断 | 1節目=1.5-2h集中要 | WorkTimeに置く |
| 生産(ながら指示) | AIへのドラフト指示・修正指示・進捗確認 | 短時間×多回数 | 置かない(MTG間/移動中で消化) |
「9時間欲しい」ではなく「4節目欲しい」と数える。各節目が1.5-2h、1日最大2節目、節目間は60分以上空ける。
なぜこうなるか
AI登場前は「執筆=連続した時間が必要」だった。出力が手動だから、思考と生産が同じ時間軸に乗っていた。
AI壁打ちでは、出力が分離する。人間がやるのは方向性を決めて違和感を言葉にする部分。AIに走らせる時間は、自分が他のことをしていてもいい時間になる。MTGを聞きながら短い指示を出すこともできる。
つまり「集中ブロック」は創造のために確保し、生産はカレンダー外の隙間で動かす。これが現実に合う形だと感じている。
バッファ枠
創造は伸びる確率がある。違和感が出ない・言葉にならないみたいな状態は事前に予測しにくい。締切前日か当日朝に「リカバリー枠」を1節目分置いておくと、実装時にあわてずに済む。
実装の試み
PKMでは focus-block スキルにこのモデルを取り込んだ。入力は「N節目欲しい」、出力は WorkTime カレンダーへの集中枠配置。生産タスクはカレンダーには入れず、context.md や actions/ に「ながら指示候補」として書く。
実験中のため未確認
- 1節目=1.5-2h は適正か。もっと短くていい場面もありそう
- 1日最大2節目という上限は厳しいか緩いか
- 「ながら指示」が本当に隙間で消化できるかは、運用してみないと分からない
- 集中時間に逆に「ながら指示」を出してしまう癖がつくと、本来の節目集中が崩れる懸念がある
このノートは2026-04-29時点での仮説で、実運用しながら更新する予定。