📖人を選ぶ技術 P210
2025年以前
EVILの基本概念
EVILとは、他者に対して有害な行動を取る個人を指す言葉である。優秀なEVILには「マウント型」と「ナルシスト型」の二つの典型的なタイプが存在する。この分類により、それぞれの特徴とその対処法を理解する助けとなる。
マウント型
定義と特徴
「マウント型」とは威圧的に相手をコントロールしようとするタイプのEVILである。このタイプの人物は、いわゆるパワハラ上司の典型であり、権力や地位を利用して部下や同僚を操作することが多い。
行動例
「マウント型」の行動例としては以下のようなものがある
- 常に命令口調で指示を出す
- 部下のミスを過剰に非難する
- 自分の意見に異を唱える者を排除する
注意点
「マウント型」のEVILは、ある時点で急に豹変することがあるため、常に警戒が必要である。普段は穏やかに見えるが、ストレスや圧力がかかった場面で急に威圧的になることがある。
ナルシスト型
定義と特徴
「ナルシスト型」とは、自意識過剰で自己中心的なタイプのEVILである。このタイプの人物は、自分の欲求を満たすために周囲を巻き込み、他人を疲弊させる。
行動例
「ナルシスト型」の行動例としては以下のようなものがある
- 自分が中心でなければ気が済まない
- 他人の意見や感情を無視して自己主張を通す
- 自己顕示欲が強く、常に褒め称えられたがる
具体例
オーナー社長などが典型であり、「自分が会社に到着したら全員起立して『おはようございます』と言え」といった要求をすることがある。このような要求は、周囲を疲れさせるだけでなく、モチベーションを低下させることが多い。
対処法
マウント型への対処法
- 堅実な証拠を用意し、自分の立場を明確にする
- 公平な第三者を巻き込む
- 冷静かつ客観的に対応する
ナルシスト型への対処法
- 無視や適度な距離を保つ
- 承認欲求を適度に満たしてあげる
- 許容範囲を超える要求には断固として対処する
結論
「マウント型」と「ナルシスト型」のEVILはそれぞれ異なる方法で他者に害を及ぼすが、その特徴を理解し適切に対処することが重要である。これらの知識をもとに、職場や日常生活での人間関係をより良好に保つことが可能である。